ゴールデンカップの創業者、上西四郎さんが、5月31日お亡くなりになりました。
最近は、引退され本牧に住まわれておりましたが、突然の悲報に誠に残念でなりません。
上西さんには、ご一緒に飲みながら昔の本牧のお話を伺ったり、素人バンドで演奏させて頂いたり、父親のように親しくして頂き今も信じられません。
【2023.6.18 上西さん思い出の会】ゴールデンカップから
上西さんは、京都のご出身で本牧が米軍に接収されていた時代、東京オリンピックが開催された1964年12月に、「ゴールデンカップ」をオープンしました。開業後すぐに、専属バンドとして「ザ・ゴールデン・カップス」を結成し有名となりました。当時は、「パワーハウス」のCHIBOWさん、柳ジョージさん、その後は「ザ・ベース」の矢沢永吉さん。現在では、クレイジーケンバンドの横山剣さんなど有名ミュージシャンが本牧で名を連ねています。
オープン当時は、勝新太郎さん、石原裕次郎さん、力道山さん、美空ひばりさんらが訪れ、芸能事務所など関係者も多く、スカウトされてモデルになった女の子もいたとのことです。キャシー中島さんも来ていました。あの北野武さんが若いころに訪れ「憧れていたけど、怖くて入れなかった」とは有名な話です。
日本のロックの火付け役となった、伝説のライブハウス「ゴールデンカップ」。本当にお疲れ様でした。心よりご冥福をお祈りいたします。
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